ポエトリー:
「ずっと忘れられねえんなら愛せよ」
そして渡せよお前の左手の
手紙
二十一歳の栄光は
二十億光年前の
オレの知らないお前の最高
携帯電話で逆らうきみの
コダマのような着信音をそのままにすることが
一番いい
一番いいのは知っている
知っているけれど
その裏側にある骨格をなめることすらできない脳ミソには
逆恨みするばかりの映像で
今日もロジックの反対ばかりがウロウロする
状態がいかばかりかマシになって
朝の波打ち際とか夜の水平線を鮮やかに眺められるようになったら
孤独とかネリリを理解できるようになるのかねぇ
だからといって
そのまんまにはできねぇよ
着信音はブチッと切って
お前の最高を拒否してやるしか
忘れらんねぇのはこっちだから
いつまでたっても
砂浜には綺麗な歩幅しか残らないから
2026年4月