ポエトリー:
「時はこのまま流れていくのでしょうか」
大人になれば
分かるものだと思っていたことが
くすぶり続け
燃えカスみたいに
はいて捨てるわけにはいかず
突然の突風が持ち去ってくれる枯れ葉
のようにはいかず
友達の声や
鳥の話し声が
耳の間をくぐり抜け
明日葉のような日々が
今日のわたしを越えて
主だった出来事
表立ってこなかった出来事
稜線に沿って流れていくのでしょうか
だとすれば
大切なひとと約束をしてお別れした
その次の日でさえ
あの遠い山なみ
そうやって、
わたしたちの時はこのまま流れていくのでしょうか
2026年2月