ポエトリー:
「朝の電車」
隣りに座るひとの
化粧をする右手が
僕の二の腕をたたく
ようやく終わったと思ったら
今度はバックから教材を取り出した
ペンを持つ右手が再び
僕の二の腕を叩く
集中している
僕は見知らぬひとに貢献している
2024年10月
ポエトリー:
「朝の電車」
隣りに座るひとの
化粧をする右手が
僕の二の腕をたたく
ようやく終わったと思ったら
今度はバックから教材を取り出した
ペンを持つ右手が再び
僕の二の腕を叩く
集中している
僕は見知らぬひとに貢献している
2024年10月