ポエトリー:
「肌色からベージュへ」
肌色からベージュへ
わたしたちはひとつの物語に仕舞われることを拒否した
炎は木からしか生まれない
その喋り方だと絶えず歯形が付くよ
いつかは思い浮かべる
まぶたの上
わたしたちは選択した
そして時折互いの名前を呼んだ
思い巡らせた後の幾つかで
わたしたちは合致した
人は死んだあと
どれだけそこにいるのか
今はもういないのか
夜明けまでにもいないのか
肌色からベージュへ
まだ誰も起きていない朝の
一番鳥は泣く
2022年4月
ポエトリー:
「肌色からベージュへ」
肌色からベージュへ
わたしたちはひとつの物語に仕舞われることを拒否した
炎は木からしか生まれない
その喋り方だと絶えず歯形が付くよ
いつかは思い浮かべる
まぶたの上
わたしたちは選択した
そして時折互いの名前を呼んだ
思い巡らせた後の幾つかで
わたしたちは合致した
人は死んだあと
どれだけそこにいるのか
今はもういないのか
夜明けまでにもいないのか
肌色からベージュへ
まだ誰も起きていない朝の
一番鳥は泣く
2022年4月