その他雑感:
社会的な事柄に関与しようとしない日本のカルチャー
ついにというかようやく緊急事態宣言が出されたのだが、 昨日の仕事の帰り道、 地元ではちょいと有名なアイスクリーム店の前ではいつもと変わら ず多くの若者がたむろしていた。 まぁ若者というのはふわふわとしているもの。総理大臣や専門家委員会が何を言おうと彼らはニュースなんざ見ないだ ろう。かくいう僕も若いころはそうだったし偉そうなことは言えない。
そこで一役立つのが有名芸能人。 彼らが一言言えば効果テキメンだと思うがいかがでしょうか? それこそ海外ではまだこれほど大事になる前の初期の段階で、ビリー・ アイリッシュやテイラー・ スウィフトといった若者に発信力のあるアーティストが「 家にいよう。自分を守るだけじゃなく、 大切な人や他の人にうつさないために」 みたいなメッセージをさかんに出していたし、 日本人でも最近で言えば野球のダルビッシュやサッカーの香川など が素晴らしいメッセージを発している。
数年前のフジロックで音楽に政治を持ち込むな論争があったけど、 芸術なんてのは社会と切っても切れない間柄なわけで、 アーティストが社会的な事柄にコミットするのは当然だと思うんだ けどなぁ。
あのアイドル事務所の人たちやあのダンス・ボーカル・ グループの人たちや他にも沢山若い子に人気のバンドはありますから、そうした人たちがステイ・ ホーム的なメッセージを発信すれば都知事が言う何百倍も効果があ ると思うんです。「みんな学校もなくて、 自粛自粛でしんどいだろうけど頑張って」 っていう優しい言葉だけでなく、主体的な言葉で社会的なメッセージを発してもらいたいなと。 繋がろうとかはすぐ言うのになぁ。