その他雑感:
「カモン、ベイビー、アメリカ」とは思えない
別に水を差す訳じゃないですが、僕はやっぱり今の状況に対し、「カモン、ベイビー、アメリカ」とは思えない。
基地問題があって、どう考えたって民主的とは言えないトランプがいて、それでも僕たちは「アメリカ、サイコー!」と歌いながら平成最後の大晦日を過ごすのだ。なんだかタチの悪いジョークみたい。僕たちはもう少し批評的になってもいいんじゃないだろうか。
沖縄出身の歌手が「カモン、ベイビー、アメリカ」と陽気に歌うことに対して、沖縄の人たちはどう捉えているのだろうか。夏に沖縄知事選があって、件の歌手にだって思うところはあったはず。彼はこの歌にどのような意味を込めているのだろう。
ただの歌なんだし、そんな目くじらを立てるようなことじゃないと言う人もいるだろうけど、僕はやっぱりスッキリとしない。僕だってアメリカの文学や音楽や映画が大好きだ。けど今は素直に「カモン、ベイビー、アメリカ」とは思えない。