春の訪れ

ポエトリー:

『春の訪れ』

 

都会に立って耳元で囁いた

呟き あさっての方向へ

水際立って立ち姿素敵

あの子はきっと爽やかペテン師

 

4月、

春の口元に書いている

君の耳元に流れている

少し襟元が汚れている

 

5月、

浮かない顔 春の音ずれ

 

2016年5月

One thought on “春の訪れ”

  1. 春の訪れ
    雑感

    口元、耳元、襟元に胸が騒ぐ。
    つい口から思いが飛び出す。その言葉もっと熟成させるべきかな。薄っぺらくなる。
    耳元で囁くほどの言葉なのだろうか。行動で示す方が良かったのかも。健さんなら行動して散っていくのだろう。
    襟元は正していきたい。あまり汚れていると、『捜査中ですので』と語れなくなってしまう。
    春の音ずれ いとをかし。自省の言葉かな。

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