ポエトリー:
『魚屋』
近未来
過去6時の方向で
死んだ魚が泳ぐヒレ
垂直に落ちる汗共々
光を遮るため地下に潜る
ハイウェイを過ぎて真夜中のトンネル
窮屈に揺れます
初めてのウェイクボード
頭並べて仲良く
発泡スチロールの中
なだらかな肩に
砕いた氷の上で落ち着いて
ようやくのんびり過ごします
でも死んでます
真夏の魚屋の軒先で
そのうち誰かの家へ売られます
2017年7月
ポエトリー:
『魚屋』
近未来
過去6時の方向で
死んだ魚が泳ぐヒレ
垂直に落ちる汗共々
光を遮るため地下に潜る
ハイウェイを過ぎて真夜中のトンネル
窮屈に揺れます
初めてのウェイクボード
頭並べて仲良く
発泡スチロールの中
なだらかな肩に
砕いた氷の上で落ち着いて
ようやくのんびり過ごします
でも死んでます
真夏の魚屋の軒先で
そのうち誰かの家へ売られます
2017年7月