ブックレビュー:
『われはロボット』 アイザック・アシモフ
あなたが星新一からアシモフを紹介してくれたように、私はアシモフから手塚治虫を連想しました。
生命とは、生物学的に言えば、動物とか植物、微生物なんかもそう。もちろん人間も。
でも全ての生物に心があるとは限らず、人間といえども残虐でひどい人もいたりして。
逆に犬にだって花にだって、そしてロボットにだって、見方によっては暖かい生命がある、つまりは心があるということです。
アシモフも手塚治虫もそんな見方をしている人なんじゃないでしょうか。
心があるから思い通りにならない。
そこに物語が生まれるのです。
あなたにも心当たりがあるでしょう?